『氣・血・水』へのアプローチで自律神経を整える
- K.H
- 2018年1月5日
- 読了時間: 2分
健康のためには、体と心の安定を図り、緊張、興奮、リラックスをバランスよく繰り返すことが大切です。
そのために、東洋医学や漢方の考え方では、
『氣、血、水』が停滞することなく、質の良い状態で巡ることが最も重要だと言われています。
同時に、東洋医学、西洋医学共通して重視されるのは、自律神経の働きが正常であること、バランスが保たれていること。
①氣、②血、③水の巡りと質
この3点の流れを正常にするだけで、自律神経が整います。
そうするとホルモンバランスや免疫力のコントロール、睡眠や消化吸収の働きが整います。
これらの作用を利用した療養法を『自然療法』と言います。
自然療法とは自己の力を高め、自らを自然の流れで療養する方法です。
(自己の力とは、治癒力、対応力、処理能力のことです。)
自然療法とは、自然のもの、つまり植物や鉱物、水や生物などで体を治すことではなく、
それらの特定の性質を利用して自分自身に刺激や作用を引き起こし、体の機能を生かしたり抑えたりしてコントロールすることです。
自然のものが身体を治してくれるという意味ではなく、
自然のものを利用して、自己治癒力が目覚め、機能するということです。
自然療法に相対する言葉は、化学療法、薬物療法、外科治療などです。
体に不調が起きた時、とにかく治療することが大切です。
治療するのであれば、できれば、完治、もっと言えば根治(問題の根本から解消させ治すこと)させたいですよね。
時には対処し続けなければいけない場合もありますが。
問題の根本を見直して対応すると、結局は
自然療法と自律神経の問題に行きつくのです。
ですから、私は自律神経を整えることに向けた、『氣・血・水』へのアプローチを大切にしています。
ロハスを目指し化学合成物質を避けるのも、自然の環境下で暮らすのも、ペットを飼ったりボランティア活動をするのも、
全ては
『氣、血、水』で自律神経のコントロールをするためです。
体や心の面で何か困った問題に対処する場合は、色々な方法を試すしかありませんが、
その際は是非、何に響く方法なのかを突き詰めて確認するようにしてください。
氣、血、水を通して自律神経に作用する方法なのかを確認したり、意識することで、
間違いも減り、より効率よく物事が運ぶと思います。
そうやって模索し確認しながら心や体を癒していくことは、
神様が地球上に人間を作り、私たちに与えた宿題なのではないかなと思います。