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デトックス習慣:⑥オイルうがいについて

  • 執筆者の写真: K.H
    K.H
  • 2024年9月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年10月7日

朝のおつとめ⑥、晩のおつとめ⑥、どちらも共通しますが、

オイルうがい(オイルプリング)はとても効果的なデトックス習慣です。


オイルうがいはアーユルヴェーダの訓えから広まったもので、

口腔内の細菌や毒素を除去する効果と、

口内の粘膜を通して良質な油を吸収させ、血管や骨にまで有効成分を行きわたらせる効果があります。


動物の身体は毒素が口腔内に現れることが多く、

全身の健康状態は口の中を視れば分かると言われるほど重要なポイントとなっています。


良質な油でうがいするだけで、安全で的確に抗菌、除菌し、体内の免疫細胞や臓器の働きを助ける効果があります。


うがいと言っても、ガラガラと喉を洗浄したり、口の中でグチュグチュと濯ぎ続けなければいけないわけではなく、

ただ口に含んでいるだけでも十分に効果があります。


オイルを口に含ませていることに慣れてきたら、グチュグチュうがいをして頂くと尚良いでしょう。



使うオイルは、市販の太白(たいはく)ごま油かココナッツオイルがお勧めです。

太白ごま油は焙煎していないサラサラの油で、ホワイトセサミオイルとも呼ばれます。

どちらも出来るだけオーガニックのものを選ぶと良いでしょう。


うがいは、2分以上、15分を目指して、

出来るだけ長く口に含ませることをお勧めします。

うがいをしているとオイルと唾液が混ざってサラサラの液体になり、やがて目や鼻にまで行きわたることがあります。


太白ごま油が目に染みたり違和感を感じる方は、ココナッツオイルをお使い下さい。


また、うがいに使う太白ごま油はキュアリング(加熱処理)していないものでも大丈夫です。のちにマッサージで使うものについて、キュアリングをお勧めしますので、別途ご説明いたします。



参考までに、

口腔内にある毒素とは・・・

・外部から入り込んだ細菌・ウィルス、空気中の汚れなど

・口腔内の粘膜の代謝物

・食べ物のタンパク質の残りに細菌が増殖したもの

・免疫低下などにより細菌が増殖したもの

・歯や歯茎などで増殖している菌


などなど。


これらが口から内臓に入ると、全ての臓器が毒素の処理に携わらなければならず、

本来の消化吸収や外敵に対応する活動の妨げになり、またそれらの処理活動が続けば臓器の負担になってしまいます。


口腔内のデトックスを適切にするだけで、体の各器官は本来の活動に専念でき、何より軽やかでとても喜びます。


オイルうがい、オイルプリング、

ぜひ続けてくださいね。


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