デトックス習慣:朝のおつとめ④、⑤について
- K.H
- 2024年9月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年10月7日
前回の記事でご紹介した、日々のデトックスに取り組んで頂く項目の、
朝の④、⑤について、詳細を解説いたします。
④舌苔を取る
舌苔とは、夜など長時間寝ていた後に舌の表面に出てくる毒素のことで、
白っぽいものから黄ばんだものから、ブツブツ、ザラザラ、さまざまな状態で現れます。
これらは飲み込んでしまっても胃酸で処理されるので大きな影響は出ないこともありますが、
出来れば朝一番の毒素は体の外に出す方が、臓器の負担を軽くできる可能性が高いです。
舌苔は、洗浄剤などは使わず、ラバー素材などの優しい舌磨きクリーナーや、
アーユルベーダで使われるような銅製の金属の「タンスクレーパー」「舌クリーナー」などを使うことをお勧めします。
クリーナーを舌の奥から手前に向かって、表面に当てながら苔を取り除きます。
体内の毒素が減ってくると、朝一番でさえ舌苔が減って、うっすらピンク色のきれいな舌になります。
日々の変化をチェックしつつ、舌苔を除去する習慣を付けましょう。
(市販の舌洗浄剤は粘膜を極度に取り除いてしまい、口腔内の環境が乱れるのでお勧めできません。)
⑤白湯を飲む
白湯は、やかんで沸かしたお湯に水を足して、飲みやすい温度にしたもので大丈夫です。
水質を気にされる方は、電気ケトルなど電磁波の影響を受けていない、軟水のお水をお勧めします。
沸騰させる時間は気にしなくて大丈夫です。
白湯の温度は5度程度の冷たいものでも、40℃くらいの温かいものでも、その日その時の気分で決めてください。
冷たいと吸収が良く、温かいと身体を冷えから守ってくれます。
毎日の感覚で決めるということが大切です。
また、白湯はごくごくと一気に飲んでも吸収が悪く効果がありません。
コップ一杯(150~200cc程度)を10~20分ほどかけて、一口ずつゆっくり飲みましょう。
朝は忙しい時間と思われがちですが、
早く起きてゆっくり活動を始めることが大切です。
寝ている間の身体の活動から、急に動き回る活動に移行することは危険です。
白湯を飲む時間は、体の活動に準備段階を与えるための貴重な時間です。
血圧や血管の疾患を予防し、健康な体を作るためにも、
白湯はゆっくり飲みましょう。
また、水は唯一、毒素を受け入れ流しだすことのできる物質です。
白湯を飲むことにより、腸から必要な水分が体に行きわたり、
各細胞の不要な毒素を流し出すための準備ができます。
真っ白な布に付いた染みは、コーヒーやお茶で洗ってもきれいにならないように、
純粋なお水にしかできない役割があります。
お水は、他の飲み物とは別ものとして、
身体の浄化、デトックスのために、
朝と晩のおつとめの際にも必ず取り入れましょう。