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出す方が大事!

  • 執筆者の写真: K.H
    K.H
  • 2017年12月1日
  • 読了時間: 3分


食べ物の重要性は言うまでもなく、安全なものをバランスよく取り入れられるようにすることは大切です。


無農薬で無添加の食品や野菜を選ぶなど、多くの人が取り組まれています。

が、

私がもっと気にかけて頂きたいのは、食べる方よりも出す方!


このほどホームページに、『施療例と実績』を追加しましたが、

そこで、便秘症に苦しまれていたA様のことも紹介させて頂きました。


①毎朝コップ1杯の白湯を飲むこと、

②腹7~8分目の食事

③出来るだけ旬の野菜中心の食事で、週一で好きなものを思い切り食べる


この3つの養生と、

週1~2回の施療を続けさせて頂いています。


30年間も便秘だった人が、

「肩凝りさえ治ればいいの。便秘ばっかりはもう諦めてるからいいわ」

と仰っていたのが、

毎朝ちゃんと出るんです。


下剤は胃腸を痙攣させるような作用を起こしますので、薬が効くととてもお腹が痛いです。飲み続けると体にも耐性が出来てしまうので、薬の量や質を変えて強く作用するように対応されます。


その“耐性”が問題でして。

体が薬の作用という“異変”に反応しないように順応していくことは、

癌を始め異常事態を何事もないかのように受け流す体質になってしまうことが、最も懸念されることではないかなと思います。


そもそも、胃腸が緩んで活動しやすい状態にすれば、便通は自然に起きるものです。


胃腸を緩ませるためには、自律神経を整えることと、

胃腸を温めてほぐすこと。


年とともに腸の動きが悪ければ癒着等も発生していしまうので、根気よく手当をしていかなければ解消しません。


お腹まわりに脂肪がつきやすく、手で触るとひんやりと冷たい状態でしたら、腸の働きが低下しているサインです。


ご自身でケアするならば、

胃腸を緩めるための自律神経ケアは爪もみでも対処できます。


腸をほぐすことは、


へそ下5~10㎝くらいの辺りを温めつつ、暇さえあればしっかり揉むこと。


お肉がある人は肉ごとつかんでもみほぐしてください。


腸を揉むことはせず、ぜい肉だけ揉む感じです。


日中は貼るタイプのカイロをズボンなどに張っておいても良いでしょう。

硬くて痛い場所があれば、それはセルライトのせいかもしれません。


セルライトで硬くなった部位は、もみほぐし続ければ緩んできます。


もし異常なほどの痛みがあれば、セルライトのせいとは言えないかもしれないので、必ず受診してくださいね。


反射区療法では、手のひらと足裏をしっかり刺激します。

施療中からお腹がグーグーなったり、ガスが出たりします。

私にとっては嬉しい手応えです。


施療中でもお手洗い休憩をとりますし、お腹の音もどうかお気になさらず。


出すこと”を歓迎していきましょう。

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